おでのこの生え際の後退を止める

AGAとは

生え際

近年広く名前が知られるようになってきたAGA。

AGAは英語で言うと「Androgenetic Alopecia」そのまま訳すと「男性ホルモン型脱毛症」ですが、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれています。

脱毛症には髪の毛が成長期なのに抜ける「成長期脱毛」と成長している毛が休止期に入って抜ける「休止期脱毛」がありますが、AGAは「休止期脱毛」にあたります。

AGA男性脱毛症の症状

AGAの症状はどんなものかと言うと成人した男性の頭頂部や前頭部が一定のパターンで薄くなるというものです。

早い人だと20歳を過ぎたあたりから症状が表れます。40代になると発症率30%というデータもあるようです。

いくつかパターンを紹介しておきます。

A型・U型

AGA U型

前頭部の生え際から髪の毛が後退していくパターンがA型脱毛と呼ばれます。だんだんと頭頂部にまで進行していきますが、即頭部と後頭部には髪の毛が残り、この形がアルファベットのUの字に似ているのでU型と呼ばれることもあります。

O型

AGA O型

頭頂部から薄毛が進行していくパターンです。自分ではなかなか気づきにくいので他人から言われて症状を自覚するケースが多く見られます。次に述べるM型と同時進行するケースもあります。

M型

AGA M型

某人気漫画のキャラクターがよく言われてますが、いわゆるM字ハゲですね。

左右の剃りこみから薄毛が進行していくパターンです。前髪の中央部分には髪の毛が残っているので自覚しにくいタイプです。

AGAの原因

次にAGAの原因について説明していきます。

AGAが発症する原因についてはいくつかあります。

遺伝

親戚が集まったとき周囲を見渡して「これは将来やばいかも」なんて思ったことのある人もいるかもしれませんが、AGAは遺伝がひとつの理由として考えられています。

ただ、現在も正確なことは解明されていないようで、この遺伝子が原因だというものは分かっていません。

男性ホルモン

AGAの主要因と考えられているのが男性ホルモンの影響です。

男性ホルモンは思春期にヒゲや腋毛が生えてくる影響を及ぼしますが、なぜ薄毛にも関係するのでしょうか。

男性ホルモンの代表的なものとして「テストステロン」という物質がありますが、血液の中を流れて細胞に達すると「5aリダクターゼ」という酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンに変換されて毛乳頭細胞にある受容体(男性ホルモンレセプター)と結合することで発毛が抑制されているからです。

なんだか小難しいですが男性ホルモンがDHT変換されて結果的に発毛を抑制するぐらいで理解しておけばいいでしょう。

ちなみに全ての毛乳頭にこの受容体(男性ホルモンレセプター)があるわけではなくて後頭部のあたりには無いそうです。AGAを発症しても後頭部には毛が残っている人が多いのはこのためのようですね。

またDHTによってヘアサイクルが乱れ、成長期が短くなり髪の毛がしっかり育たなくなることもAGAの原因とされています。

血流の悪化

血流が悪く毛乳頭に栄養がしっかり送り届けられなくなるというのも原因の1つです。

血流が悪くなる理由としては喫煙、ストレス、食習慣や生活習慣の乱れなどが考えられます。

AGA(男性型脱毛症)の診断基準とは

AGAは側頭部や頭頂部の毛髪が抜ける症状をいいますが何か基準は設けられているのでしょうか。

AGAは頭頂線から額の生え際までの距離で基準が設けられています。

50年以上前にAGAとホルモンの関わりを突き止めたJ・B・ハミルトンという人がいますが、おの方が頭頂線から前方3cmのところに額の生え際(頭角)がくるとAGAと定義しました。

これをのちにOT・ノーウッドという植毛外科医の先生が2cmとしました。これがひとつの基準となっているようです。

AGA基準2cm

図で見るとわかりやすいですがこのような基準です。

生え際から頭頂線まで2cmというのがAGAの臨界点となります。

日本人は必ずしもこの通りではない

ただ、欧米ではこの基準が使われるケースが多いものの、日本人の場合は欧米と少し異なるようです。

というのも日本人の場合は前頭部の髪の毛が残っているのに対し、頭頂部の髪の毛が少なくなる人も多いからです。

日本人に合わせた分類

というわけで日本人にも対応した基準も出てきています。

皮膚科医の高島巌先生による高島分類は日本の多くの病院で用いられているようです。

高島分類では下の図のように生え際は問題ないのに頭頂部の薄毛が進行しているパターンが追加されています。

高島分類

 

こうした薄毛もAGAであると考えられます。

下図は頭部と生え際両方の薄毛が進んだパターンです。

AGA基準2

必ずしもこれに当てはまるというわけではない

ただし、注意しておきたいのはこれらはあくまでも基準に過ぎないということです。

AGAの進行には個人差があるのであくまでも1つの基準と考えておいたほうがよいでしょう

欧米人とアジア人のAGA発症率

さきほど欧米と日本では髪の毛の薄くなり方が違うという点にちょっと触れましたが、AGAの発症率に関しても欧米人とアジア人で違うようです。

欧米では約50%の人が発症するのに対して日本人お場合は30%、中国人や韓国人は20%といわれています。

詳しい原因はわかっていませんが人種によって発症率にずいぶん違いがあるようです。

 

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