おでのこの生え際の後退を止める

日本に出回っている発毛や育毛に関する製品はさまざまなものがありますが、医薬品と医薬部外品という分類が見られます。

また、発毛、育毛、養毛と表現にも違いがありますよね。

ではこれらは実際にどんな違いがあるのでしょうか。

医薬品と医薬部外品の違い

まずその定義から触れてみたいと思います。

医薬品の定義

  1. 日本薬局方に収められている物
  2. 人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であって、機械器具、歯科材料、医療用品及び衛生用品でないもの(医薬部外品を除く。)
  3. 人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって機械器具、歯科材料、医療用品及び衛生用品でないもの(医薬部外品及び化粧品を除く。)

(Wikipediaより引用)

医薬部外品の定義

次に掲げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和な物であって機械器具等でないもの。

  1. 吐きけその他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
  2. あせも、ただれ等の防止
  3. 脱毛の防止、育毛又は除毛
  4. 人又は動物の保健のためにするねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止

(Wikipediaより引用)

なんだか小難しい文章ですが医薬部外品のほうが「人体に対する作用が緩和な物」とあって、効果が少し薄い分、副作用も少なそうといったイメージが沸いてきます。

もう少し分かりやすくまとめると

医薬品

臨床試験の結果改善が認められた物
用法容量が定められている
効果、副作用、安全性が厚生労働大臣に認められたもの
処方箋が必要

医薬部外品

効果があると認められている成分は入っている
用法容量は指定されていない
ネットなどで簡単に購入できる

といった違いがあります。

また毛髪関連の商品は化粧品に分類されているので化粧品についても触れておきます。

化粧品

人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律より引用)

とされていてケアが目的になっています。

医薬品のほうが細かい決まりごとがある分購入に手間が掛かりますが期待値としては大きいと考えられますね。

医薬品にも種類がある

医薬品の中でも分類がされていて

  • 第一類医薬品・・・副作用によって日常生活に支障をきたすおそれのある医薬品 書面を用いた情報提供が義務付けられている。薬剤師が常駐する薬局などでしか販売できない
  • 第二類医薬品・・・第一類医薬品以外で日常生活に支障をきたす副作用のある医薬品。薬剤師か登録販売者のいる店舗で購入できます。
    現在は医薬品の大半がこちらにあたるようです。購入者への情報提供は努力義務とされています。
  • 第三類医薬品・・・上記の2つ以外の医薬品です。購入者への情報提供は不要とされています。

どれも購入者から相談があった場合は応答することが義務となっています。

発毛剤、育毛剤、養毛剤の違い

医薬品と医薬部外品について触れてみましたが、発毛と育毛の違いはなんでしょうか。

発毛剤

名前からして一番効果がありそうですが、毛が生えていないところに毛を生やすといった効能があります。(もちろん毛穴のある場所に限られますが)毛乳頭に働きかけて発毛を促します。

医薬品に分類されることがほとんどで、医薬品に分類されているものは発毛効果が認定されています。

育毛剤

すでに生えている毛に対して抜け毛を防いだり太く成長させるものです。

血管を広げて栄養が届きやすくするタイプ、細胞分裂を促すタイプ、髪の毛に必要な栄養分を与えるタイプがあります。

医薬部外品に分類されることが多いです。

養毛剤

髪の毛に栄養を与えることで健康な状態に保つことを目的としたものです。

有効成分が少ないので化粧品に分類されることが多いです。

大まかな解釈ですが効果でいえば発毛剤>育毛剤>養毛剤といったところでしょうか。

また、

発毛剤≒医薬品
育毛剤≒医薬部外品
養毛剤≒化粧品

という捉え方でもいいのかもしれません。

このあたりは専門家の意見も仰いだほうがいいのかもしれませんが。

薬機法による表現

薬機法という医薬品や医療器具に関する法律で表現方法が定められています。

医薬品の発毛剤は発毛効果が認定されており「生える」とか「発毛」といった表現を用いることが可能です。

しかし育毛剤は発毛効果が認定されていないので「発毛」といった表現を用いることはできません。「育毛」や「抜け毛予防」といった表現にとどめる必要があります。

また、養毛剤に関しては「育毛」といった表現すら使用することができません。「頭皮を清潔に保つ」「潤いを与える」といった表現しか使用できません。


直接的に薄毛の悩みには関係ありませんが参考までに。

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